
綿つむぎのお話
いつの頃かはっきりと覚えていませんが、40年くらい前になるのか、見附の織物の営業さんと親父(藤太郎)と私(治秀)の3人で、糸商さんの原糸が陳列してある棚から落綿(くず綿)を集めて紡績した糸を見つけ、最初は軍手用かな?と思いましたが、面白そうなので開発見本を作ることにしました。
生地をお買い上げのお客様にサンプルを3枚お付けしております。
ご注文時にストアへの特記事項にて希望品番をご指定ください。
『亀田縞(かめだじま)』の特色は手触りの良さと藍(インディゴ)で織られた美しい文様です。
最初に糸を染めて縞を作る先染綿織物で、もとは野良着として作られたことから水に強く、洗うほどに手に馴染んでいく特徴があります。ダブルワッシャー加工、及び天日干しで肌ざわりも良く家庭洗濯も可能です。縫製時において針の通りも良く縫い易いそうです。
紺縞と白縞があり、その種類は100種類以上もあります。薄地と普通地、しわ加工があり柄や素材を選ぶ楽しさを味わっていただけます。
立川織物ではお客様の要望に応え、同じ製法の無地の亀田縞も製造しております。組み合わせの幅がさらに広がることと思います。
原料・資材等々の相次ぐ物価上昇により、現在の価格を維持することが困難となってまいりました。
そのため誠に勝手ながら2023年10月1日より生地の販売価格を以下の通りとさせていただきます。
普通地・薄地 1m 2,200円(税込み)
霜降り・BL 1m 2,420円(税込み)
昨今の世情から苦渋の決断でございます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
立川織物
こちらでは亀田縞の歴史や話題についてご案内しております。 名産織物として栄え、戦争や時代の変化により衰退した亀田縞。
2人の職人の手による復活から、地域伝統織物としての現在とこれからの歩みを記していきます。
初めていらっしゃるお客様は迷われることも多いようです。
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立川織物にある小さなギャラリーです。
服や小物、バッグ等の展示販売を行っています。
ほとんどのものが生地を選んでオーダーメード出来ますので色柄を楽しみにいらしてください。
生地販売の作業場が隣接していて、カタログにある全ての生地があります。
営業時間:10:00~17:00
お休み:土日祝(毎月1回土日営業しております。)
お問い合わせ:025-381-3067